新年明けて思うこと。

遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。

昨年中は皆様には大変お世話になりました。

昨年は、私とコニーの暮らしの中でたくさんの方と出会い

たくさんの事を気づかせていただき感謝しております。

私が知らなかったペット業界の現実。

たくさんの方たちがボランティアで悲しい生活を強いられている子

明日にも命を絶たれようとしている子たちを救ってくださっている。

目の当たりにしました。

私自身も何か少しでもお手伝いができないものかと

奔走しました。

日本でのペットが暮らす環境は、急激に変化しました。

私たち日本人のペットに対する価値観もかなり変わりました。

庭先で番犬として飼われていた犬、家の中と外を出たり入ったりしていた猫。

犬は、大型犬でさえ家の中で家族として迎え入れる家庭が多くなりました。

猫も、外へは出さず家の中だけで暮らすという形が多くなりました。

それはただ単に欧米諸国のようにペットと暮らすという形に憧れていたわけではなく

人間と寝起きを共にするという価値観に変わってきたからだと思われます。

そういう価値観の変化とは裏腹に、簡単にペットショップというガラスケースの中から

お金さえ出せばペットを手に入れることができる。という環境のもと

やっぱりいらなくなったと、処分をしてしまう飼い主も増えました。

家族として愛情をたくさん受けて、一生の終わりを迎えるペット達もいる半面

殺処分という問題も大きくなっています。

ペットを迎え入れるということは一体どういうことなのか。

新年が明けて改めて考えました。

新年早々、私は諸事情があってベトナムへ行ってきました。

ベトナムは日本の50年前と同じような価値観を人々は持っています。

町の中でも野良犬がたくさんいて、通りすがりの人々から

ささやかな残り物をもらって食いつないでいます。

飼われている犬はまだまだ少なく、人に対しての警戒心も強いので

ある空き地をのぞいたら、犬が数匹いて、目があった瞬間威嚇してきて

追いかけられました。

おとなしく歩道でうずくまっている犬たちは、皮膚病にかかっていました。

まだ人と共生というレベルとは程遠い暮らし方です。

現地の人に、私がコニーと暮らしている様子を話すと、みんな目を丸くして驚きました。

こんなに大きな犬と家の中で暮らしていることも、ベッドで一緒に眠る事も

有り得ないと口をそろえて言いました。

でも、私が子供の頃、約40年ほど前はきっちりトレーニングを受けたボクサーでも

シェパードでも外につながれていました。

それが今は、レトリバーでもラブラドールでも秋田犬でも家の中で

人間と共に暮らしています。

犬や猫の存在は、家畜から大きく家族へ変化しました。

人間の子供が産まれると、年齢に応じて幼稚園(保育園)、小学校、中学校、高校と

知識と社会のルールを学ぶために教育を受けます。

猫はともかく、犬を家族として迎え入れるのであれば

教育を受けるべきだと思っています。

人間よりも数倍早いスピードで大人になって行く犬。

その子たちに何も教えないまま、やらせたい放題のまま

大人になっていってしまった犬たちが

トイレも上手にできない。

無駄吠えする。

咬み癖がある。

人間は大人になるにつれ

トイレの場所をきちんと教えます。

静かにしなければいけないところを教えます。

誰にでも攻撃しないで仲良くすることを教えます。

犬たちも同じで、

トイレの場所、犬社会のルール、人間社会のルールを

きちんと教えてあげれば学びます。

人間と同じで、一日や二日では当然学習できません。

彼らはもともと縦社会で生きてきた遺伝子を受け継いでいるので

日々の暮らしやトレーニングを根気よく続けることで

人間と仲良く暮らすことを学びます。

それは、彼らの幸せでもあります。

年をとって動けなくなる。

人間も同じです。

人間はそれを予測できるはずです。

年をとって面倒をみることができないからと

山に捨てに行く。

人間も、姥捨て山という山が昔あって

年老いた母を捨てにいった人たちもいました。

そんな非人道的な事はやってはいけないと

そういう習慣はなくなりましたが

人間ですら現実としてあった話です。

それが犬だからいいとか、猫だからいいとか

それもおかしな話です。

散々家族として暮らしてきたと言いながら、

年を取ったからと山に捨てに行く。

この行為が非人道的以外の何物でもないと思います。

人間は、知恵を持ち、言葉を話すことができる動物なため

平気でうそをつきます。

平気で人をだまします。

平気で人を陥れます。

ところが犬や猫は一切そんなことはしません。

飼い主が命じた事は、自分の命にかかわることでも

やってのけようと応えます。

その気持ちを、人間はいとも簡単に裏切ります。

犬や猫は決して人を裏切りません。

きっと処分場へ連れていかれる時も

山へ捨てられる時も

「今日はおとうさん(おかあさん)とお出かけ。うれしいな♪」

と思っているに違いありません。

コニーも、うちへ来た時

なんだかわからないけれど、ドライブに連れてきてもらったんだ~。

と、とてもうれしそうにしていたことを忘れることはできません。

処分場では、多くの犬や猫たちが、見えない恐怖に震えています。

自分たちの命を脅かされている事に気づいて。

彼らは言葉を発する事ができないだけで

人間と同じ

いつもと様子がちがうこと

自分に迫る恐怖

をちゃんと感じています。

そしてどんなときも、飼い主さんと一緒が幸せで

とてもうれしいのです。

どんなときも。です。

自分の命が尽きるまで、家族と一緒にいたいのです。

片時も離れたくないのです。

そんな健気な気持ちをいとも簡単に裏切る人間とは

なんて恐ろしい動物なのだろう。

と、時々思ってしまいます。

長くなってしまいましたが

今年は私にとってさらに転機と飛躍の年。

私にできることを、コツコツとやって行こうと思っています。

今年もコニーともどもどうぞよろしくお願いいたします<m(__)m>

0コメント

  • 1000 / 1000

Magical Dog

2018年4月〜2019年3月までの1年間で殺処分された犬の数は7,687頭(公表されている分のみ)になります。多くの保護団体さんが保健所から引き出し、里親さんを探していますが、持ち込みされる前の環境もわからず、里親さんになった飼い主さんも、保護犬の扱い方に困っておられる方がとても多いのが現状。私たちMagical Dogでは、飼い主さんに3つの解決策をご提案しております。