避妊および去勢について

昨日のパピーミルの記事。

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さて、里親さん募集のサイトが増えました。

サイトが増えた割には、減らない動物たちの数。

なかには、応募したのに条件に合わないからと

里親になれなかった・・・。というお声を聞きます。

特に

「避妊および去勢」

について。

里親さんに応募される条件として

「避妊・去勢をしてくださる方」

もしくは、

「必ず避妊・去勢をしてください」

と、このあたりは必須条件になっています。

「避妊・去勢」については賛否両論があります。

絶対にしなければいけない。

人間の勝手でカラダにメスをいれたくない。

ところで、なぜ避妊・去勢に関して厳しく言われるようになったのでしょうか?

日本も今ほど動物を家族として暮らすという常識が少なかった頃は

猫は野良猫も家猫もわからない状態でした。

避妊・去勢をしていない猫たちは、あっちこっちで子供を産み

川に流したり、学校の前に段ボールに入れてあったりしたものです。

私が子供の頃は、スーパーの駐車場に段ボールが置いてあり

うちの母は見るたびに拾ってきました。

最近では、飼いネコは家の中だけで飼う家も多くなりましたが

まだまだ野良猫はたくさんいます。

野良猫たちはあちこちでいまだに子供を産んでいますが

今は交通事情も変わり、多くの仔猫たちは事故にあったりと

昔のように平和には暮らすことができません。

最近では、ボランティアで野良猫の避妊・去勢をし

また戻す。TNRということをされている方がたくさんいらっしゃるのが現状です。

そしてもう一つ問題なのが猫エイズ。

昔はそんな病気はきいたこともありませんでした。

「なんか病気になっちゃった・・・」で終わっていたんでしょう。

猫エイズ(猫後天性免疫不全症候群) wikipdia

鼻水や口内炎、歯肉炎などのほか、免疫力が下がるので皮膚炎といった症状が見られます。

人や犬には移りません。

猫エイズは母子感染するために、どんどん広がります。

猫エイズにかかった母猫から子供を産まないようにさせるためには避妊しか方法はありません。

犬も同じようなもので、今こそ家の中で飼う人が多くなりましたが

昔は外の鎖につなぎっぱなし。

雌犬の発情が来てもほったらかしだったために

知らない間に赤ちゃんが生まれた。なんてざらでした。

やはりその子たちも、川に捨てられたり、段ボールに入れられたり・・・。

野犬は少なくなりましたが、今も地域によっては野犬もまだまだいます。

そして大きな問題があります。

悪徳ブリーダー(パピーミル)

動物好きを装って、里親募集に応募する。

里親になったら、譲り受けた犬や猫を乱繁殖に使う可能性があります。

そもそも、保健所から引き出したり

多頭飼育崩壊現場からレスキューしたり

パピーミルからレスキューしたりするのは

今のところほとんどがボランティアさんたち。

その子たちの状態はとても悪く

病気になっている子がほとんど。

もうその子たちがつらい目に遭わないように

避妊・去勢をしています。

ここまでくるとカラダにメスを入れるとか入れないとか

そんなレベルではありません。

儲けに目がくらんで悪徳業者の乱用を防ぐために

避妊・去勢は必要不可欠です。

そして

ボランティアさん達が一番訴えたいこと。

無責任な人間の行動。

かわいそうだからと言って避妊・去勢をしなかったがために

望まぬ妊娠をしてしまった。

仔犬や仔猫が生まれたからと、その仔犬や仔猫たちを

保健所へ持ち込む。

そういう人間が現実にいるということなんです。

多頭飼いをしていたら、その子たちの間で赤ちゃんが生まれてしまった。

そんなことあるはずがない。と思われるかもしれませんが現実にあります。

ここで私の話をします。

私が暮らしているピットのコニーは今5歳です。

1歳と3カ月でうちに来ました。

もちろん避妊なしで。です。

私のところへ来た時、私は一人暮らしをしていました。

もちろんペット可でしたが、狭いアパートで暮らしていました。

私はその頃、経済的に全くゆとりがありませんでした。

だったらなんでコニーを引き取ったんだという声もありました。実際。

でも、コニーを絶対に手放すことができませんでした。

自分が食べられなくても、コニーにひもじい思いをさせることはさせない。

何が何でもつらい思いはさせない。

と勢いだけで暮らすことを決めました。

避妊についてもずいぶん悩みました。

でもそろそろ決断を下すべきだと考えています。

避妊していないと、ドッグランでもいらんフェロモンふりまいて

いらんトラブルの元になります。

ヒート中だけ気をつければいいという問題ではありません。

一説によると、犬のヒートは3カ月。

前後一カ月は臭いだけを出しているとのこと。

出血している間に妊娠するというだけのこと。

オス犬にとってかぐわしい香りをふりまきまくっているのです。

とにかくメリットもデメリットも私は調べまくりました。

避妊のメリット・デメリット Never まとめより

病気になるデメリットは、避妊・去勢しても変わらないのなら

わざわざメスを入れなくても。

という気持ちはわかります。

けれど、最後まで避妊・去勢なしで老衰で亡くなる子たちはまれだと思います。

自分は大丈夫でも、世の中には悪用する人がたくさんいます。

人間のエゴというのは、この場合カラダにメスをいれるというエゴではなく

悪用するという人間のことをエゴだと私は思います。

この子たちの意思も確認しないで・・・と落ち込む方もいらっしゃいます。

でも、動物たちの未避妊・未去勢のストレスを考えたら

その後の生活がストレスフリーになることのほうが

動物たちにとっては楽しく暮らせるのではないかと思います。


動物たちの生活を良くも悪くもするのは人間です。

里親募集の条件として厳しいと思われる前に

私たち人間のしてきたこと、闇でしていることをもっと知り

撲滅させることを考えませんか?

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Magical Dog

2018年4月〜2019年3月までの1年間で殺処分された犬の数は7,687頭(公表されている分のみ)になります。多くの保護団体さんが保健所から引き出し、里親さんを探していますが、持ち込みされる前の環境もわからず、里親さんになった飼い主さんも、保護犬の扱い方に困っておられる方がとても多いのが現状。私たちMagical Dogでは、飼い主さんに3つの解決策をご提案しております。