壊されたもの数知れず・・・

ピットでなくても、他の犬種でもいたずらはあります。

日本人の子育てでもそうですが

起きてしまったことに対して叱る。

子育てが終わってしまってから改めて思うことは

起きる前に何とかならなかったものだろうか?と。

人間の場合、事が起きる前にあれやこれやと大人がしてしまうことはよくないけれど

こうなったらああなるくらいは教えるべきなのでは?と

思ったりします。

犬たちの場合、

いたずらをする環境を考えてみると

触ってはいけないものを手の届くところに置いておく。

うちもよくあったけれど、特に食べ物。

これは食べてもいいもので、あれは食べてはいけないもの。

なんて判断は犬にはできませんよね。

おいしいにおいがしたら食べたい。

ただそれだけの単純なことなのに

つい

「だめでしょ!」

と食べられてから犬を叱る。

これはあまり効果がないどころか

逆に何を言っているのか言葉の意味も理解できなければ

なんだか喜んでくれてるのかも?

なんて勘違いをさせてしまっている結果に。

犬が一番いやなことは、無視されること。

言えば言うほど反応があったと喜んでしまう。

私がコニーをひきとって間もなく

トイレのしつけに困った時

訓練所のトレーナーさんは、

「とにかくだまって片付ける」

とだけ言われました。

その時は意味が全く分からなかったけれど

失敗した時には完全に無視する。

何時間もその後口をきかない。

外へ連れ出した時にトイレができたら

くすぐったいくらい喜んで褒めてあげる。

これだけできっと犬は変わります。

犬ってすごいなぁと思うのは

犬は飼い主が喜んでくれることだけ何度でもする。

ただ、怒った時の怖い顔はちゃんとわかるので

いたずらした後には

申し訳ございません・・・・という顔をしますけどね。

いたずら自体を悪いと思うのではなく

いたずらすると何かしら飼い主が怒るから

怖い顔をしてるから。

ただそれだけ。

いたずら自体が悪いことだという認識はありません。

とびつきもそう。

うれしくて飛びついた。

飼い主はやめて!というけれど

犬にしてみたら、とびついたら喜んでくれてる!

自分もうれしいし、飼い主も喜んでくれた!

なんでしょうね。

だから、飛びつかれたら

くるりと後ろを向いて無視。

座れ、ふせ。などというコマンドも

飛びつくくらいうれしくて興奮してたらなかなか耳に入らないでしょう。

そんな時は無視(笑)

いまだに飛びつかれるとさすがの私もよろけますw

いまだに、太ももには爪の痕が絶えません。

飛びつくいたことを叱るより

飛びつかれたら無視。

一回で理解できるなんて人間でもあり得ない。

だから根気が必要なんですよね。

犬は人間が忘れかけていることを思い出させてくれます。

子供に叱ってばかりだと、子供は聞く耳も持たなくなり

外へ目が向くようになります。

犬だって叱られてばかりだと

飼い主と一緒にいてもつまらない。

言うことも聞きたくない。

だって叱られてばかりなんだから。

コニーと暮らし始めてから

自分がいかに短気で怒りっぽいかがわかりました(笑)

後から考えたら、そんなことで 怒らなくてもいいのに。。。ってことが

本当に多い。

犬はすばらしい生き物です。

犬と幸せに暮らすことができるなら

人とコミュニケーションをとることが

とてもたやすいことのような気がします。

だって、人と人とは言葉が通じるんですから。

0コメント

  • 1000 / 1000

Magical Dog

『犬の心が穏やかになるドッグホテル』 リトリートという言葉をご存知でしょうか? 日常のストレスから解放するために 心と体を癒しリセットする。 というような意味合いを持つリトリート。 ドッグリトリートという形の ドッグホテルがMagicalDogです。 一家族様限定のお預かりで 知らないワンちゃんと一緒にお泊まりすることがありません。 自宅でのお預かりですので夜も同じ建物内で有人管理。