私は今不動産会社に勤めています。
もうかれこれ7年になり、やっと不動産という財産の大切さが理解できるようになりました。
宅地建物取引主任士もトライしましたが、挫折中(笑)
またいつかトライすることになると思いますが、今のところ
イヌしか頭にないと周りから言われるくらいイヌに没頭しているのでお休みしています。
宅建を取ろうと思った時、
参考書を片手に勉強しました。
宅建という資格は
法令上の制限・税・その他
宅建業法
権利関係
この3部から問題が出ます。
一般的な言葉で言えば簡単な言葉を専門的にしてあるので
とにかく用語が専門的で難しい。
でもなぜここまで難しい言葉で、試験も難しいかというと
買主さんを守るためです。
この資格が出来上がったころは、それほど難しくはなかったと聞きます。
ところが最近は、とても難しくなってきて合格率は
16~17%くらいです。
原野商法といって、家を建てることができない土地を
将来開拓してとても素敵なリゾート地になるからと販売する業者がいたり
詐欺的な行為がはびこった時代もありましたし
いろいろな問題が財産を巡って起きてきたために
難しくなってきました。
その資格を持った者だけが、不動産売買の取引ができます。
売買契約を仕事柄よく見かけるのですが
契約の流れというものは
1.買主さんが納得するまで物件を見る
2.買い付け証明という、飼い主さんが物件を買うという意思を書面で表明していただく。
3.詳細とともに契約日を決定
4.契約(契約書、重要事項説明書の承認とお渡し)
5.決済
6.引き渡し
となります。
不動産物件のほかに、金融物件にも重要事項説明書というものが契約書に付帯されますが
私が勤めている不動産会社は、この契約書と重要事項説明書を必ずすべて読み
お客様に納得していただいてうえで、お渡しするので、契約には約3時間ほどかかります。
人間は、自分たちの財産を守るために、たくさんの法律を作り
その財産を取り扱うことができる人を特定するために
国家資格まで作りました。
それでもその法律の目をかいくぐり、詐欺などの犯罪が起きています。
ところが
不動産という財産を守るためにはきっちりしているのに、動産という財産は
あまり重要視されていません。
動産という財産は、わかりやすく言えば、家具や家電などですが
当然、飼っている動物たちも含まれます。
「動産は「不動産以外の物」と定義される(民法86条2項)。不動産とは「土地及びその定着物」をいい(民法86条1項)、それ以外の物が動産となる。
パソコンやテレビ、自動車、船舶、ペットなどの動物は不動産でない有体物であり動産に該当する。」
今の法律では、動産の譲渡の対抗要件に関する民法というものは
法人に限られています。
動産でも債権のように法人が商業登記をしたものに関して、譲渡に関して法律などが適用され、守られています。
ということは、一般の人たちの動産は放置状態になります。
最近多いのは、
独居しておられる高齢者の方が入院されたり、亡くなられたりした後に
動産の処理が放置された中に、飼っていたペットもいた。という悲惨な話。
私は動産というくくりの中にある命に関して位置づけを変えるとか
それができなければ、動産の譲渡に関する事項の中に
ペットという命を特例としてくくりから外して特別扱いするとか
言い出したらきりがないですが、命に関する法律をどんどん変えていかなければいけない時期に来ていることをひしひしと感じています。
ペット=命をビジネスにすることがそもそもおかしい。
それは最近やっとメディアで取り上げられるようになりました。
ペットビジネスの流通がおかしい。
命の大量生産という感覚が間違っている。
じゃぁどうすれば?
人間の命は守られています。
だから人間はやりたい放題。
でも人間社会だからと言って
人間がやりたい放題していいはずがない。
共存している周りの命が置き去りにされていいはずがない。
イヌやネコに限らず、
木や草や花もそうです。
私たちはすべての命と共存し
すべての命を大切にする義務があります。
一刻も早く
命に関する法律を整備しなければ
殺処分ゼロなどただの夢で終わってしまいます。
Magical Dog
『犬の心が穏やかになるドッグホテル』 リトリートという言葉をご存知でしょうか? 日常のストレスから解放するために 心と体を癒しリセットする。 というような意味合いを持つリトリート。 ドッグリトリートという形の ドッグホテルがMagicalDogです。 一家族様限定のお預かりで 知らないワンちゃんと一緒にお泊まりすることがありません。 自宅でのお預かりですので夜も同じ建物内で有人管理。
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