「犬はおなかに電池の入ったおもちゃではありません」

「わぁかわいい!」

動物が好きな人、嫌いではない人は子犬を見るとそう思います。

そして一緒に暮らせたらいいなぁと思います。


でも一緒に暮らす前に

忘れないでほしいことがあります。

それは・・・・


動物は

1.ご飯を食べます。

 ドッグフードだったり、キャットフードだったり。

 生まれて間もない子たちなら、ミルクも必要です。

 人間が人間の体に合わせて調整した牛乳ではなく

 動物の赤ちゃん用のミルクです。

 人間でも赤ちゃんは人間用に調整されたミルクを飲みます。

 少し大きくなれば、人間の赤ちゃんはフォローアップミルクと言って

 少し大きくなった子用のミルクに変わり、それと同時に

 大人の食べ物を柔らかくつぶしたり、味付けを変えたりした

 離乳食も食べるようになります。

 歯がまだ食べ物を噛み潰すことができない赤ちゃんにも

 消化吸収がよいものを食べるためにです。

 子犬、子猫たちも同じく離乳食を食べます。

 ドッグフードやキャットフードも1歳までの子たちのために

 1歳過ぎてから、シニア向けなど別れています。


2.食べたら出します。

 人間が、お水を飲めばおしっこがしたくなり、食べ物を食べれば

 うんちもしたくなるのと同じように、動物たちの赤ちゃんも食べれば出します。

 人間はトイレに行けるようになるまではおむつをしていますが、動物たちはおむつをしません。

 家の中のあちこちで、ところかまわずおしっこもうんちもします。

3.病気になります。

 お父さんもお母さんも健康な子から産まれた子たちは、もともと丈夫な体をもっている子が

 ほとんどです。産まれて4カ月くらいはお母さんと一緒いる子たちはお母さんからの免疫を

 もらっているので、なおさら丈夫な子も多いです。

 ところが劣悪な環境の下で頻繁に出産を繰り返している両親の元で産まれた子たちは

 環境自体が健康で生きていける環境ではないうえに、生まれたらすぐにお母さんと引き離されて

 しまうこともあり、免疫どころか十分な栄養も与えられないまま虚弱体質や先天性の

 病気を抱えた子たちが多いです。

4.鳴きます。

 人間と違って言葉で感情や行動を表現することができない動物たちは、鳴いて自分の思いを

 伝えようとします。

 おなかがすいた、気分がすぐれない、どこかが痛い、眠いなどなど・・・。

 しかも、時間関係なしで。です。

 おおよそ言いたいことは想像できますが、果たしてそれが正解なのかどうかは

 後になってからしかわからない事が多いです。


4.その他・・・・

 きょうだいやお母さんから、してはいいこと、そうでないことを教わることは

 大人になってから、自分以外の人間や動物たちと暮らすための暗黙のルールを教わることでも

 ありますが、それができていないとコミュニケーションの取り方もわからず

 輪になじめないということになります。


子犬は


「おもちゃ」

ではなく、生き物で、命です。

「命」として迎え入れた以上

人間ですらそうなように


学校&トレーニングで、人との暮らし方を本来は学ぶことも必要です。


つまり

人間と同じ動物であり、言葉も話せないし、自分の生活を成り立たせるための

仕事をすることもできない。

人間である私たちが、食べ物を食べさせてあげて、トイレの世話、やっていいこと、

そうでないことを教えてあげなければいけない。


「世話」


をする必要があります。

24時間365日ずっとです。

最期の時を迎えるまでずっとです。


子犬がトイレを失敗します。

トイレの場所を教えてあげましたか?

犬にわかるように。です。


家具をかじったり、人間が大事にしているものを

噛んでしまいました。

噛んでもいいおもちゃと、噛んではいけないことを

教えてあげましたか?

犬にわかるように。です。


夜中にくぅ~んくぅ~んと夜鳴きします。

子犬が眠る場所は冬は暖かく、夏は涼しく

ふわふわで寝心地がいい場所ですか?


食べ物を与えてほおっておけばいい。


そういうものではありません。

時間が経てば大きくなります。

大人に、です。


犬には人間と同じように、うれしい、悲しい、怒りの感情も

ちゃんと備わっています。

そして、自分を愛してくれる人、無関心な人も見抜くことができます。

自分を心から愛してくれる人を裏切ることはありません。

裏切るのはいつも人間。


「頭が悪いから教えたことを覚えない」

「ちょっと手を出したら噛んだ」


頭が悪いのは人間です。

犬が理解できるように教えてあげられない

人間のほうです。

身の危険を感じたら、自分を守るのは

当たり前の行動です。


犬だからと

雪が降っても毛布も何もない外につなぎっぱなし

真夏の日差しが照り付けるカンカン照りの下につなぎっぱなし

口で言ってもわからないからと叩いたり蹴ったり

太るからと食事もろくに与えない

これはすべて虐待で法律で罰せられます。


手に負えないからと

保護センターや保健所へ持ち込む。


かわいいといったはずなのに手に負えないから

殺してくれというのと同じ。


そんな目に合わせるくらいなら

最初から犬を飼わないでほしい。


「犬はおなかに電池の入ったおもちゃではありません」




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Magical Dog

2018年4月〜2019年3月までの1年間で殺処分された犬の数は7,687頭(公表されている分のみ)になります。多くの保護団体さんが保健所から引き出し、里親さんを探していますが、持ち込みされる前の環境もわからず、里親さんになった飼い主さんも、保護犬の扱い方に困っておられる方がとても多いのが現状。私たちMagical Dogでは、飼い主さんに3つの解決策をご提案しております。