飼い犬に手を噛まれたわけ

前回、掃除機とコニーとの格闘の末

私の腕をがぶっとしてしまったコニー。

噛まれたといっても私的には、一瞬痛い!って思っただけで

気持ちも傷もそれほどのダメージはありません。


たくさんの方にご心配おかけしてしまいすみませんでした。


私の家にはその昔秋田犬がいました。

私はそのころすでに結婚していましたが、

親戚に不幸があり、両親が泊りがけで出かけなければいけなかったとき

食事だけ時間になったら上げてほしいと頼まれたことがありました。

その日の早朝犬ご飯だけ用意して両親はでかけ、その留守の間に事件は起きました。

母は毎朝犬のために、手作りの食事を大鍋にいっぱい作っていました。

その食事をリュウの食器に移し、その日の朝母がつくったばっかりの

できたての食事が、リュウが食べられるくらいの温度に

さめているかどうか確かめようと食器を覗き込んだ瞬間・・・

リュウは私に食事をとられると勘違いしてしまい

私の左ほほにがぶっと・・・・・。

その時も、左のほほに穴が開きました・・・・。


それからも家族以外の人を噛んでしまったと母から聞かされました。

私が噛まれたときは、確かに私に原因がありました。

そしてほかの人を噛んでしまったときも何か原因があったはず。


けれど、犬は何があっても人を噛むという行為は人と暮らす以上

絶対にしてはならないことなのです。

けれど、噛む原因を作っているのはほとんどの場合人間です。


確かに、遺伝的に噛む要素を持ち合わせている犬もいます。

子犬のころはそういう傾向は出てこなくても

遺伝子レベルで受け継いでいる場合、

いつ何時それが目を覚ますかわからない

ということも頭の片隅に置く必要があります。

ただし、その場合でも対処法はあります。


話を戻すと

リュウは、うちの父が出張で東北へ行っていたとき

子犬の時、道路の真ん中でうずくまっていたそうです。

それを父が拾って家に連れて帰ってきました。

母は大型犬が大好きなので、喜んで飼うことになりました。

が、秋田犬に関しての情報は全く持ち合わせておらず

今まで飼ってきた犬と変わらない育て方をしたのだと思います。

ただ散歩だけでは運動量が足りないということはわかっていたようで

庭にワイヤーを渡し、そこを自由に歩かせていたのだと思います。

それでもきっとリュウには、母たちに何かを伝えたかったのだと思いますが

母たち、とくに父には伝わらなかったのではないかと

今の私は思います。

簡単に言えば、扱い方や注意することを知らなかったのだと思います。

母は新聞や本を読んだりするのが大好きな人で

ほとんどの人が知らない犬種のことや、いろいろなことをよく知っていました。


今ほど、犬種の特徴や性格、経緯などの情報はありませんでしたが

それでも当時は犬に関してはよく知っている方だったのではないかと思います。


リュウは亡くなったと後で聞きましたが、本当のところはわかりません・・・。


近所の人に噛んでしまったことから、最悪な結果になってしまったのかもしれません。


当時を振り返ると、噛んでしまったリュウを父はよく叩いていました。

確かに叩くことはよくないことですが、それしか手立てがなかったのだと思います。

自分よりも大きな犬に対して主人だという立場を誇示するにはそれしかなかったのだと思うのです。


人は学習能力を持ち、経験から学習します。

動物は叩いてしつける。

これが当たり前の時代でした。


けれど

今は違います。

叩いてしつけてきた結果、その方法では意味がないということを知りました。

動物の行動も科学という視点から解明され、行動はどうして起きるかが

おおよそわかるようになりました。

動物が人間と暮らしていくうえで「叩く」という行動は無意味どころか

悪影響を及ぼすだけだということもわかってきました。


コニーがそこまで掃除機を怖がり、嫌いになってしまった原因は私にあります。


掃除機をかけていた時、コニーは興味を持ち近づきました。

掃除機のノズルが、前足や鼻先に当たります。

当たれば、これは何事?とますます近づきます。

近づけば近づくほど、その当たり具合は激しくなり

やがて、攻撃されているかのような感覚をコニーは持ち始めます。

そしてノズルを噛みます。

噛めば引くので追いかけて噛みます。


の繰り返しから、掃除機が嫌いになりました。


その後、私は最悪なことに

掃除機をかけるたびに近づいてくるコニーに向かって

掃除機の柄を振り回します。

もっともっと恐怖を感じ、やっつけてやろうとなります。


そして今に至るわけです。

洗面所のような狭いところで格闘した挙句、

洗濯機のすきまの狭い所へ追い詰められたコニーは

掃除機の柄をかむつもりが間違って私の腕を噛んでしまった。。


コニーがいないところで掃除機をかける。

それも一つだと思います。

コニーにとって掃除機がストレスだとわかっているなら

そのストレスをわざわざかける必要もないわけですし。

コニーの様子をもっとちゃんと見ながら

掃除機を克服する方法を、ひとつひとつゆっくりと時間をかけて

考え、一緒に進みたいと思っています。

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2018年4月〜2019年3月までの1年間で殺処分された犬の数は7,687頭(公表されている分のみ)になります。多くの保護団体さんが保健所から引き出し、里親さんを探していますが、持ち込みされる前の環境もわからず、里親さんになった飼い主さんも、保護犬の扱い方に困っておられる方がとても多いのが現状。私たちMagical Dogでは、飼い主さんに3つの解決策をご提案しております。