人はできても犬にはできないうわべのおつきあい。


人間には
社交的で誰とでも仲良くできる人と
特定の人としか仲良くできない人がいます。

けれど人間は
言葉というアイテムを使って
特定な人としか仲良くできなくても
それ以外の人とそれなりに上手にお付き合いできる人もいます。

動物たちは
言葉というアイテムを持っていないので
自分が好きでない相手と
上手にうわべだけのお付き合いすることはできません。

そして自分の相性の合わない相手に対しては
ボディランゲージで表現します。

ほふく前進の体制になり、相手に対して体を低くする。
相手はそれに気づき知らない顔をして通り過ぎれば
お互いかかわらないでいましょう。
で終わるはずが、
相手がとびかからんばかりにぎゃん吠えする。
こちらもしびれ切らしてうなり、吠える。

といったようなパターンがそれです。


今朝もお散歩のときに
出会うと必ずぎゃん吠えするダックスの子と遭遇しました。

いつもは遠くからその子がいるのを私が見つける
とうちの子たちが気づく前に道を変えるのですが
今日は何がなんでもそうはいかなかった。

飼い主さん妊婦さんで、しかもまだよちよち歩きの女の子と
そしてぎゃん吠えするダックスの子と
歩いています。

私たちに気づく様子もなく
のんびりと大きな交差点を渡っています。
私たちに気づいていない妊婦さんであるお母さんと、
よちよちの女の子がびっくりして
転んだりパニックにならないようにと思ったので
私は遠くから声をかけました。

「通りますよ~~~~!」と。
そして私たちは足早にその場を走り去りました。


うちの子はそういう時にスルーできるように
トレーニングしながら散歩はするのですが

相手の飼い主さんの様子や
うちの子たちにとっても
その子にとってもお互いが出会ってしまうことが
ストレスになる。

うちの子たちの飼い主である私がそう判断した相手とは
あえて避けるようにしています。

どんな人と、どんな犬と、猫と遭遇しても
落ち着いていられる。

そんなトレーニングが理想だとは思います。


ただし、こちらがいくら犬同士のあいさつを知っていて
そうさせようにも相手によっては通用しない場合もあります。

それと人間にもそうなように犬にも相性があります。

あの子は好きだけど、この子はちょっとなぁ・・。
と思っていると、相手にもそれが伝わり
お互いガウガウになる。

以前の私が自分のまわりどころか
関わる人すべてと仲良くなれたらいいなぁ。
と思っていた思いを、犬にも押し付けていた頃がありました。

お散歩中も、ドッグランに行っても
どんなことも仲良くなれることが一番いいと思っていました。

そんな子の飼い主であることがいい飼い主だと思っていました。

でもそれは私のエゴです。


飼い主である自分は、どんな人とでも仲良くなれますか?
と、言われたら、たいていの人の答えは「NO」ではないでしょうか?

もし、私は大丈夫だわ。

という人がいたとしたら、お付き合いだからとか
仕事のためだからとか、本当は仲良くしたいと思っていないけれど
そこに駆け引きがあるのではないですか?

犬には駆け引きなどありません。
自分の器を大きく見せようなどという感情も持ち合わせはいません。
人当たりではなく、犬当たりをよく見せようなどと思うこともないでしょう。
自分の感情を押し殺してまで、だれとでも仲よくしようなどという
そんな器用な感情は持ち合わせていません。

犬の社会化は人間の社会化とは違うと思います。

犬が暮らしやすいように環境を整える。
これは甘やかしではありません。
飼い主の務めだと私は思っています。

家族として犬を迎える。

これはとても美しい言葉です。

でも、家族として迎えるのであれば

その子のことをとことん知ろうと努力し

その子が暮らしやすい環境を整えてあげることが

本当に家族として迎えるということではないでしょうか。

犬には家族を選択するという選択肢はありません。

私たち人間が家族として迎え入れるならば

ベストな環境を用意してあげてください。

犬は飼い主を選ぶことはできません。

そして

犬は飼い主がすべてだと思っていることを

忘れないでください。



犬の十戒 4

私を長時間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで下さい

貴方には仕事や楽しみがありますし、友達だっているでしょう

でも...私には貴方だけしかいないのです。



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Magical Dog

2018年4月〜2019年3月までの1年間で殺処分された犬の数は7,687頭(公表されている分のみ)になります。多くの保護団体さんが保健所から引き出し、里親さんを探していますが、持ち込みされる前の環境もわからず、里親さんになった飼い主さんも、保護犬の扱い方に困っておられる方がとても多いのが現状。私たちMagical Dogでは、飼い主さんに3つの解決策をご提案しております。