本当にしつけは私にできるのか・・・。
そんな疑問を解決しようといろいろ調べていく中で
さらに増える疑問。
ところでしつけって何?
これは人間の場合だけれど、動物にもあてはまるのか?
考えました。
そもそも動物は人間と共存するものであっても、人間と同じように、子供のころは学校へ行ったり、大人になったら仕事をするという暮らしをするわけではない。
特に、犬や猫という愛玩動物と呼ばれる動物は、動物たちだけで生きていくことはできなくて人間とともに、人間に寄り添って生きていかなければならない場合がほとんど。
となると、しつけではなく人間と共存するための、ルールやマナーに沿って暮らせるようにしてあげるのが人間の役割ではないのか?
しつけの定義である、礼儀や作法を教え込むこととは少し違うのではないのか?
と考えるようになりました。
たとえば、トイレトレーニングというものがあります。
あっちこっち、したいところでトイレをしてしまえば、人間と共存は難しくなります。
トイレという場所を決めて、排せつはここでするんだというルール。
お散歩のときは、周りに迷惑をかけないように飼い主さんに寄り添って歩くもの。というルール。
要求を満たしてもらうためにとはいえむやみやたらと吠えない。というルール。
動物たちが、人間と共存していくうえで必要なルールです。
それを教えてあげて、双方が楽しく暮らせるようになることを目標にするのがトレーニングというものなんだ。
と思うようになりました。
私が以前知り合ったトレーナーさんは「イアンダンバー博士」を紹介してくれました。
トレーニング後にはこんな風に歩けたら、犬も人間もストレスがなく楽しいお散歩になるだろうと思いました。
こんなことができたら楽しいだろうなぁ~。とも思いました。
この動画はパフォーマンスとしてではなく、この一つ一つのアクションに
普段人と暮らすために役立つルールが盛り込まれています。
私が生まれた約50年前、日本はもちろん世界中できっと多くの人は
犬や猫は言葉がわからないから叩いて教える。が主流だったに違いありません。
私もそう聞いて育ちましたから。
ところが半世紀たった今、
犬は番犬として外につながれっぱなしという飼い方から、家族として迎え入れ、家の中で人とともに生活を共にするという形へと変化してきました。
猫も、家と外を出たり入ったりしながら、ねずみを家の中まで拾ってきたりという生活から、病気も含めて余計なものを持ち込まないように家の中だけで暮らすという形へ変化してきました。
犬と人間が共存するためのルールを学ぶ方法というものも、動物たちには言葉が通じないからやみくもに叩いたり、大きな声を出して強制的にしつけを教え込むという方法から、動物たちの行動を分析して、行動が起きる原因をさぐり、原因を解決する最善の方法を見つけ、ストレスや無理なく楽しみながらルールを学ぶ=原因を解決するという方法が新たに提案されてきています。
当然飼い主さんも、外につなぎっぱなしほったらかしの頃とは違って、家族として犬というものをよく知る、猫たちは外と家の中を行き来しながら、よそのおうちに勝手に出入りするものではなく、うちの中できちんと管理をするということが必要になりました。
時間という流れとともに
人間と動物の関係を変化させました。
ところが置き去りにされがちになっているのは人間の意識や価値観です。
これだけインターネットが整備されてもです。
これからますます変化していくであろう人間と動物の関係に対して、
置き去りにならないように情報を取り入れて、唯一対処ができる私たち人間が意識や価値観を時間の流れとともに変えていきながら、動物と人間とが幸せな暮らしができるように環境を整える、人間の勝手な都合で消されていく命を一つでも減らす努力をするべきだと思います。
たくさんいる動物の中で、人間だけが言葉を話すことができ、文字を書くことができるというコミュニケーションをとることができます。
だったら人間同士はもちろん、人間以外の動物たちの環境保全、保護をする義務があります。
人間はもちろん、人間以外の動物たちを虐待したり飼育放棄したり、殺処分するなどということはもってのほかだと思います。
こんな簡単なことを、私に無言で教えてくれたのは人間ではなく
私の大切な家族
コニーです。
Thank you so much (⋈◍>◡<◍)。✧♡
Magical Dog
『犬の心が穏やかになるドッグホテル』 リトリートという言葉をご存知でしょうか? 日常のストレスから解放するために 心と体を癒しリセットする。 というような意味合いを持つリトリート。 ドッグリトリートという形の ドッグホテルがMagicalDogです。 一家族様限定のお預かりで 知らないワンちゃんと一緒にお泊まりすることがありません。 自宅でのお預かりですので夜も同じ建物内で有人管理。
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